記事タイトル:AMステレオ 


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お名前: FM-AMUSE   
AMステレオ放送が日本で広まらなかった理由のひとつとして、
韓国などの外国局の混信による受信不安定が挙げられるのではないでしょうか?
日本のAM放送局は、韓国の放送局が混信している局が多いです。

そのために、例えば文化放送が東京近郊でも安定してステレオ受信出来ません。
文化放送が安定してステレオになるのは、送信所のある埼玉県川口市から15km
くらいではないでしょうか?私の住んでいる横浜市では、ステレオにはなりますが
安定して受信は出来ません。

この様に、設備投資しても安定したステレオ受信が出来ないのであれば、放送局と
してもわざわざステレオ化するメリットはありません。ましてや、地方の放送局は、
資金も余裕がなく、しかもテレビを併設しているために地上デジタルテレビの準備
もしなくてはならない(これは決定事項なので必須)ので、なおさらです。

その上さらに、地上波のラジオも、今後デジタル化が検討されていて、東京と大阪
では、既に試験放送が開始されています。(受信機は試作段階ですが…。)

AMステレオが始まった頃は、日本もようやく…とか思って喜んだものですが、実際
はあまり芳しくなかったようですね。
[2004/10/17 03:40:44]

お名前: FM-AMUSE   
AMステレオ放送が日本で広まらなかった理由のひとつとして、
韓国などの外国局の混信による受信不安定が挙げられるのではないでしょうか?
日本のAM放送局は、韓国の放送局が混信している局が多いです。

そのために、例えば文化放送が東京近郊でも安定してステレオ受信出来ません。
文化放送が安定してステレオになるのは、送信所のある埼玉県川口市から15km
くらいではないでしょうか?私の住んでいる横浜市では、ステレオにはなりますが
安定して受信は出来ません。

この様に、設備投資しても安定したステレオ受信が出来ないのであれば、放送局と
してもわざわざステレオ化するメリットはありません。ましてや、地方の放送局は、
資金も余裕がなく、しかもテレビを併設しているために地上デジタルテレビの準備
もしなくてはならない(これは決定事項なので必須)ので、なおさらです。

その上さらに、地上波のラジオも、今後デジタル化が検討されていて、東京と大阪
では、既に試験放送が開始されています。(受信機は試作段階ですが…。)

AMステレオが始まった頃は、日本もようやく…とか思って喜んだものですが、実際
はあまり芳しくなかったようですね。
[2004/10/17 03:40:37]

お名前: 那珂川のラテフリーク    URL
 詳しいレスありがとうございます。
 
 なるほど、技術自体はかなり古い時代からあったわけなんですね。それを生かすも殺すも
政府の方針次第ということですか。なんか、放送に関わらず他のことでもこの傾向はある
ような気がします…。
 もしFMの隆盛を待たずしてAMステレオの技術が認められていたならば、もっと局側もス
テレオ設備に改修するにあたってコストを抑えることができて、また聞く側もFMと同じ
ような感じでどの機種でもステレオ受信が出来るような時代が来ていたのかもしれませんね。
[2004/06/29 01:34:05]

お名前: さとみ   
 AMステレオ放送を行う局が少ない理由の一つに、コストの問題があります。
 放送レポート(メディア総合研究所発行)1992年5・6月号に「日本のラジオを
考える11 AMステレオ化を脅かすデジタルの足音」という記事が掲載されています
が、それによると、KBC九州朝日放送の場合今回とりあえずスタジオ一つと親局送信
機をステレオ対応にしましたが、その費用が3億円かかったそうです。全スタジオや機
器をステレオ化するには、あと5億円はかかるだろうということです。
 ローカル局の場合、番組ネット料もあります。ステレオにすると、ネット費用は現在
の二倍になるといいます。さらに番組の制作費も増えます。
 AMステレオ放送は、AMラジオ最大の技術革新といわれているようですが、これは
それほど先端的な技術なのでしょうか。
 AMステレオの特許は、日本でラジオ放送が開始された翌年の1926年にアメリカ
で取得されています。なぜこんなにも長年月、実用化されなかったのでしょうか。
 考えてみるとAMステレオは不幸な歴史を背負っています。1926年に成立した特
許は実用化されることなく二十余年が過ぎ、1959年にニューヨークのラジオ局が実
験放送を開始しましたが、FCC(アメリカの連邦通信委員会の略称。通信機器に関す
る規制の策定、許認可を行なう米政府の組織の一つ。)はこれを認めませんでした。当
時はFM放送の揺籃期で、FCCがその育成を優先させたためといわれています。日本
でも、NHKが民放ラジオの開始以前に実験放送をし、その後、文化放送とニッポン放
送が協力した番組、1962年から1964年にかけてのTBSの実験放送などが知ら
れていますが、実用化には至っていません。
 アメリカでAMステレオ実施の動きが再び出てきたのは1970年代になってからで
、技術基準の決定に手間どり、実施が認められたのは1982年になってからです。こ
の時、すでにAMはリスナー・シェアでFMに追い抜かれていました。しかもテレビや
FMと違って統一技術基準が決まらず、5方式が同時に認可され、市場原理に任せると
いう異例なものでした。1988年にFCCは「市場は実質的にモトローラ方式になっ
た」としていますが、それまで研究されていたとはいえ日本で技術評価が行われたのは
その後のことで、実施についても10年遅れています。昔の技術が、アメリカの10年
遅れで実用化されるなどということは、技術革新の世の中にあっては異例中の異例のこ
とです。ちなみに日本のAMステレオの方式は、モトローラ方式です。
 考えてみると、放送は技術依存よりも政治依存の体質をもった産業かも知れません。
技術があってもその使用には“お上”の許可がいります。つまり政治に操られているか
らです。長年月、技術を塩づけにしておいたのも、この期におよんでそれを初めて市場
に導入したのも、みな政治がらみだからです。 
[2004/06/28 14:09:06]

お名前: 那珂川のラテフリーク    URL
 AMステレオについて質問です。AMステレオで放送している局は大都市を中心に数多く
ありますが、そのほとんどが本局のみステレオで、中継所もステレオなのはあまりあり
ません。しかも、そのタイプの局でもせいぜい1つか2つの中継所ぐらいしかステレオに
なってませんよね。
 やはり、中継所までステレオにするのはコストがかかるんでしょうか。また、ステレオ
にしたところであまりメリットがないと考えられてるんでしょうかね?
[2004/06/28 12:36:07]

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