(古いスレッドを掘り起こしてみる。)
私、佐賀県の(旧)佐賀市の平野部に住んでおり、KTNの志村けんさんの
番組を見たいがために諫早中継局にもUHFアンテナを向けています。
で、ご承知の方も多いかと思いますが、九州北部はアナログ周波数変更が
あちこちで行われていることもあり、また中継局が多数点在していることから、
「ひょっとして、このアンテナでもいろいろな局の電波を拾っているのかも」
と考え、十一月下旬ごろにビデオデッキのチャンネルプリセットをいじっていました。
すると長崎親局(NIB25ch,NCC27ch,KTN37ch)が受信できたんです。ただ、
NIBは、諫早中継局の20chがTVQ大牟田中継局19chの隣接チャンネル障害のためか、
まれにフラッターがでるとはいえ、親局の25chもNCC諫早中継局の24chと隣接しており、
こちらもフラッターが出ることがあるなど、受信状態は決して良好とはいえません。
NCCについても同様に鳥栖中継局STSやNHK佐賀総合とチャンネル変更前のそれとが
隣接しているためか、映像が色抜けしていました。
また、お目当てのKTN37chはSTS親局36chとNHK佐賀総合親局38chの双方による
隣接障害のため、視聴に堪(た)えない受信状態。
「お目当てのKTNがこれじゃ、あまり意味無いな…」と感じていると、
21chでNHK総合の映像が。「何じゃこりゃ」とでんぱでーたで調べると、
何と、当時チャンネル変更作業中だった雲仙南串山局です。
用いたアンテナの指向性が甘かったためとはいえ、方角がかなりずれています。
しかも出力は30w、直線距離は70kmほどあります。
諫早中継局が出力100wと大きく距離も50kmと近いことを考えると、
受信状態にはかなり難があるものの、驚きました。実験はやってみるもんです。
ちなみに彦山は標高380mで、佐賀市までの間に障害となる高い山はなく、
雲仙周辺の山際を抜かすめて電波が直接届いているようです。
また、
NBC44chは NHK佐賀教育伊万里中継局と、
NHK長崎教育46chはNHK福岡総合久留米中継局と、
KTN48chも RKB久留米中継局と、
それぞれ混信し、その他のチャンネルも
NHK長崎総合21chはNIB諫早中継局20chやKKT親局22chにより、
NIB29chは STS鳥栖中継局28ch等により、
NCC33chは TKU親局34chにより
それぞれ隣接障害があり、受信状態はあまり良くないです。
で、この体験から一つ推測。TKU34chで夏場などにたまにフラッターが
出ていたんですが、その原因はどうやらこのNCC南串山局の33chの
影響だったんじゃないか、と。
(長文ですみません。)
[2006/02/04 01:26:15]