(旧)佐賀市平野部在住の者です。大半がアナログ波での話になってしまいますが…。
卑近な例ですが、久留米中継局のNHK福岡総合46chやRKB48chに時々、
一瞬だけワイパー現象のノイズが入ることがあり、気になって
いろいろ調べていました。その結果、以前から北東方向に向けてある
アンテナ(会社及び型番不明、20素子)の前後比が小さいらしく、
正反対の南西の方角にある諫早中継局の電波(45,47,49ch。出力は100w)も
かなり拾ってしまっていることが、つい最近判明しました。
つまり、アナログでは見たいチャンネルと隣接するチャンネルで放送している局が
周辺にある場合、前後比の小さいアンテナだと障害が起きやすくなります。
とはいえLS30級の物になると、長いし重いし風も受けやすいので、
アンテナの設置場所が限られます。またアンテナマストなどにかかる負荷も
相当大きくなり、マストを固定する工事も念入りにやらなければなりません。
なので、例えば上記のような「前後比の大きい物でないとダメ」という状況ならば、
マストへの負担との兼ね合いによってはパラスタック型の20素子あたりでも
いいのかもしれません。ちなみに、素人工事で建てた私の家のマストは、
LS(L)20で二本ぐらいが限界っぽい。
アンテナにしろブースターにしろ、まずは各社のカタログを一通り
見比べることを薦めます。ただ、あくまで個人的に感想を述べると、
DXは混合器や特定地域用ブースターの分野は強いものの、
パラスタック型アンテナは他と比べるとやや見劣りするような…。
他に有名どころのメーカーでは日本アンテナやYAGIなどがあります。
ちょっとマイナーなところでは主にホームセンターで取り扱っているミニーとか、
私は実物を見たことのないサン電子とか。東芝なんかも一応出してるらしいけど…。
最後にデジタル波受信に関して、(普通の)14素子と20素子では
思ったほど受信レベルに差が出なかった、という報告を
どこかのサイトで見た記憶があります。
[2006/02/14 23:41:03]