＞さとみさん
　若杉山ですか。確かにあそこには電話か無線か分かりませんが、何らかの中継局が
あったと思いますね。電波を飛ばすには条件の良い場所だと思います。

　でも、福岡市中心部から見て若杉山は東方向ですよね。もしそこからV局が送信するこ
とになっていれば、北九州局の電波が干渉してくる可能性がありそうですね。

[2005/09/04 16:35:44]

　ＫＢＣはテレビ開局の時に、若杉山（糟屋郡篠栗町と須恵町の境・標高６８１ｍ）に
送信所を設置することを検討していました。しかしＮＨＫとＲＫＢが演奏所敷地内に鉄
塔を建設してテレビ放送を開始したため、ＫＢＣもそれに倣いました。九州朝日放送３
０年史（１９８３年出版）に記述があります。

[2005/09/02 22:44:57]

　地震の際に、福岡市内の各地震計が計測したのは最大で震度6弱でしたが、その後の
調査で「中央区〜早良区にかけての海岸付近では一部で震度6強に相当する揺れであった
可能性がある」ということもわかりました（同時に、最も被害の大きかった玄界島では
一部で震度7に相当する揺れだったという調査も）。

　KBCと同じ福岡市の海岸近くにあるTNCテレビ西日本の地震当時の報道センターの固定
カメラ映像を見ますと、確かに震度6弱よりも遥かに揺れている印象があります。地震当
時KBCの予備送信アンテナも相当しなっていたのではないでしょうか…。


　油山送信の件ですが、確かに好条件ですよね。在福テレビ局が開局した際にもおそらく
その案も出たことでしょう。しかし、結局は最も早いNHK福岡が100m級のテレビ塔を建てて
他局民放もそれに倣い、V波はバラバラに送信する形になりました。

　僕も油山にしなかったか理由はわかりませんが、技術的に無理だったか、送信所
の為の用地買収が困難であったか、様々な理由が考えられますね。

　VHFの送信所が分散していた問題で、現在のアクロス福岡付近に集約鉄塔を建設する
案が一時具体化したようですが（1970年台頃）、それもとある民放局が賛同せず頓挫しま
した。その背景から見て、各テレビ局の自己主張が強かったというのも多少原因に絡んで
そうですね。

[2005/08/29 19:44:13]

4月に福岡へ引っ越してきた者ですが、
確かに、KBC予備アンテナが傾いていたのは気になっていましたが、地震の影響だったのですか。
昨日、近くを通りましたら、確かにアンテナ線、なくなっていました。

前々から思っているのですが、福岡の本局、油山山頂にすれば、受信状態がかなり改善されると思うのですが…。

[2005/08/29 07:34:18]

　今年3月20日に起きた福岡県西方沖地震（福岡市などで震度6弱を観測）で、KBC九州
朝日放送の本社鉄塔のてっぺんにあるTV予備送信アンテナが曲がり、南方向に傾いていた
のは所々で報じられていましたが、最近その鉄塔から予備送信アンテナが撤去された模様
です。先日KBCの鉄塔を見上げたら曲がった予備送信アンテナがありませんでした。

　…となると今もし本局福岡タワーに異常が起こったら全く放送が止まってしまうんですね。

[2005/08/22 13:08:41]